NEW LEX TOKYO

Concept

東京・六本木。
ランドマークが並ぶ国際都市の中心に、44年の歴史を誇るクラブ「LEX」が、新たな姿へと生まれ変わった。
“NEW LEX TOKYO”は、エネルギーと静寂の共存をテーマに、視覚的にも感覚的にも没入感を高める空間設計を行った。
空間を象徴するのは、深みのあるコバルトブルーと、生命力に満ちたオレンジの大胆なコントラスト。
夜の静けさと太陽の力強さ――相反するふたつのエネルギーが交わる「Eclipse（蝕）」という現象をインスピレーション源とし、感情を揺さぶるカラーストーリーで構成されている。
ブルーが知性と静寂を、オレンジが熱気と高揚感をもたらし、空間の中に流れる時間そのものが劇的に変化するような感覚を演出。
それは、ただ“映える”だけではない、記憶に刻まれる色彩設計だ。
また、クラブの躍動感を支える照明や音響も、空間との一体感を追求し構築。
シャープなラインで構成された内装と、色彩のグラデーションを活かしたライティングが連動することで、シーンごとにまったく異なる表情を生み出しゆく。
機能面でも、ナイトクラブと個室防音カラオケを共存させるという先進的な設計を採用。
ラグジュアリーさと快適性を両立しながら、国内外のゲストを迎え入れる柔軟性も確保している。
六本木という都市とともに時代を歩み、再びこの街に新しい刺激をもたらす場所。
NEW LEX TOKYOは、**“夜の体験そのものをデザインする”**新たなランドマークとして、その存在を輝かせる。